ページの先頭です
ページ内を移動するためのリンクです
サイト内移動メニューへジャンプ
本文へジャンプ
フッターメニューへジャンプ
ここからサイト内移動メニューです
サイト内移動メニューをスキップしてサイトの現在地表示へジャンプ

IFRSに関するお知らせ

SME適用グループが2つの最終のQ&Aを公表

[掲載日]
2012年05月01日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

同意する

SME適用グループ(SME Implementation Group: SMEIG)が2012年4月27日に「中小企業向け国際財務報告基準」に関するさらに2つのQ&Aを公表しました。

・Q&A 2012/03 IFRS第9号「金融商品」への復帰(中小企業はIFRS第9号を適用することは禁止されている)

・Q&A 2012/04 子会社の処分時における為替差額累計額のリサイクリング(リサイクリングは禁止されている)

 

これらの2つの最終のQ&Aは、SMEIGが2011年11月のトピックに関する2つのQ&A案公表(コメント期限は2012年1月)に関して受け取ったインプットを反映しています。

Q&AがIASBによって承認されても、これらは非公式のガイダンスであり、強制的な基準ではありません。

従って、これらはIASBというよりむしろSMEIGの名において公表されたものです。非強制的なQ&Aは、中小企業向けIFRSの利用者が特定の会計上の問題を検討するために役立つことを目的としています。これらは、完全版IFRSを適用するように修正する意図はありません。

 

中小企業向けIFRSのレビュー

IASBが2009年に中小企業向けIFRSを公表した時、基準の適用後レビューに取り掛かることを確約しました。そのレビューの第一段階は、以下の点に関する中小企業向けIFRSの修正が必要かについてコメント募集を公表することです。

・Q&Aで取り上げた問題を組み込む

・中小企業向けIFRS公表後に承認された新IFRS及び修正IFRSを反映する

・例えば関係者によって提起された適用上の問題のような、その他の識別された問題を取り扱う

 

IASBは、SMEIGからのインプットと共に、現在コメント募集を開発しています。これは、2012年半ばに意見公募のために公表される予定です。

包括的なレビューの観点から、SMEIGはレビューが完了する前に追加のQ&A案を公表することは期待していません。

レビューに続いて、IASBは大体3年毎に一度、中小企業向けIFRSの修正を考慮することを計画しています。

 

詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。

IASBのウェブサイト

専門情報