IFRSに関するお知らせ
IFRS財団が、SME適用グループのメンバーを指名
- [掲載日]
- 2014年05月15日
委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。
日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。
2014年5月14日、IFRS財団は、中小企業向けIFRSの適用グループ(SMEIG)のメンバーを2014年7月1日付で任命および再任することを公表した。
SMEIGは、IASBの諮問組織である。その使命は、中小企業向けIFRS(SME向けIFRS)の国際的な適用をサポートすること、および適用状況を監視することである。SMEIGの主要な責務は、SME向けIFRSの包括的なレビューに関する提言をIASBに示すことである。
2010年9月、IFRS財団の評議員会はSMEIGを指名し、その後候補者を公募していた。現在の22名のメンバーは、2014年6月30日に2期目の任期を終了する。評議員会は、メンバーの定員を2014年6月30日以降22名から30名に増員することを承認した。
評議員会は、すでに現在のSMEIGメンバーのうちの11名について、引き続き3期目に再任することに合意している。15名の新しいメンバーも任命された。メンバーの指名においては、候補者の適格性だけではなく、SMEIGメンバーシップ全体の専門性と地域性のバランスも検討される。IFRS財団は、今後適格な候補者が出ることを期待して、4名分のメンバーシップを空席としている。
再任された11名の最終任期は、2016年6月30日までの2年間であり、新しいメンバーの任期は、2017年6月30までの3年間である。
SMEIGメンバーシップは個人的なものであり、メンバーは個人的見解に基づいて参加し議決する。したがって、メンバーが関連する法人、組織、後援者を代表して投票するのではない。SMEIGの条項と運営手続(Terms of Reference and Operating Procedures)は、2014年2月に更新されており、こちらから(IFRS ウェブサイト(原文))入手可能である。
2014年7月1日現在のSMEIG議長および全メンバーのリストはIFRSウェブサイトをご参照ください。
なお、日本より太陽ASG有限責任監査法人の樋口尚文氏が任命されている。