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IFRSに関するお知らせ

IFRS財団評議員会がIFRS財団のデュー・プロセス・ハンドブックの強化案を公表-最近の戦略レビューの決定の実行

[掲載日]
2012年05月09日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

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国際会計基準審議会(IASB)のガバナンスと監視責任を有するIFRS財団の評議員会は、2012年5月8日にIFRS財団のデュー・プロセス・ハンドブック(ハンドブック)の更新版をコメント募集のために公表しました。

 

本ハンドブックは、100か国以上での使用が要求もしくは容認されている国際財務報告基準(IFRS)の開発もしくは改訂においてIASBが従う手順を説明しています。以前にもハンドブックの見直しは行われてきましたが、2006年以降取り組まれてきた大規模なレビューはこれが初めてです。

 

改訂されたハンドブックは、IFRS解釈指針委員会の効率性と有効性に関する評議員会のレビューによる推奨と同様に、最近のモニタリング・ボードのガバナンス・レビュー及び評議員会の戦略レビューによって推奨された必要なデュー・プロセス強化を完全に組み入れています。

 

ハンドブックの改定案は次のとおりです:

 ・評議員会によるデュー・プロセス監視のための手順に加えて、IASBとIFRS解釈指針委員会へのデュー・プロセスの要求を単一の文書に統合する

 ・IFRSの可能性の高い影響の評価過程に関するより広範な議論を含める

 ・適用後レビュー完了のための方法論の提案

 ・IASBによって検討すべき緊急の問題に言及するモニタリング・ボードの能力を反映する

 ・基準設定活動の一環として、IASBによって現在通常運営されているアウトリーチ活動の広範な計画に関連するデュー・プロセスの要求の検討を含む

 ・評議員会のデュー・プロセス監視委員会(DPOC)とのより活動的な対話から生じるIASBのデュー・プロセスへのその他の強化を組み込む

 

DPOCのDavid Sidwell議長が報告書の公表に対するコメントとして次のように言いました:

 「これは、新IFRSや解釈の開発を行う時にIASBと解釈委員会が従うべき手順を説明する文書に関する大幅な見直しです。これは、すでに極めて透明性があり、堅固なデュー・プロセスをさらに改善するための約2年の作業が成就することを意味しています。」

 

提案は120日間コメント募集のために公表されます。コメント募集の期限は2012年9月5日です。

 

詳細は、IASB及びASBJのウェブサイトをご覧ください。 

IASBのウェブサイト

ASBJのウェブサイト

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