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IFRSに関するお知らせ

IASBが、SME向けIFRSの限定的修正を提案

[掲載日]
2013年10月04日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

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  2013年10月3日、国際会計基準審議会(IASB)は、中小企業向け国際財務報告基準(SME向けIFRS)の修正を提案する公開草案を公表しました。本修正案は、SME向けIFRSの最初の包括的レビューの結果に基づいて作成されています。

 

  2009年7月にSME向けIFRSを公表した際、IASBは、包括的なレビューを実施する計画について言及しました。これは、企業が本基準の適用を開始した最初の2年間についてその適用状況を評価し、本基準を修正する必要があるかどうかを考慮することを目的としています。2010年、多くの国で企業がSME向けIFRSを適用したため、2012年、IASBは最初の包括的レビューを開始しました。

 

  2012年6月、IASBは、修正項目の特定の検討プロセスの一環として、情報の要請(RFI)を公表して一般の見解を募集し、SME適用グループ(IASBへの助言団体)と検討しました。

  IASBは寄せられたフィードバックを考慮し、またSME向けIFRSが新しい基準であることを鑑みて、本公開草案では限定的な修正のみを提案しています。

 

  IASBが提案している修正の多くは、SME向けIFRSの基礎となる規定を修正するものではなく、現行の規定の明確化もしくは適用支援ガイダンスの追加となっています。このため、本修正案は、現行の規定の理解を深めるものであり、SMEの財務報告の実務や財務諸表に対して重大な影響を及ぼすことはないと考えられます。

 

  本公開草案のコメント期限は2014年3月3日です。

 

  詳細は、IASBウェブサイトをご参照ください。

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