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IFRSに関するお知らせ

IASB、保険会計の改善を提案

[掲載日]
2010年08月05日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

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IASBは、2010年7月30日に、保険契約の会計処理の改善の公開草案を、一般のコメント募集のために公表しました。この公開草案は、全ての保険者が、全ての法域で、全ての契約類型に首尾一貫した基準で適用される、単一のIFRSを提案しています。

IASBが設立された2001年においては、保険契約に関する国際的な財務報告の制度はありませんでした。第2フェーズのプロジェクトでは保険会計のより包括的な検討を開始したものの、多くの既存の国際的な会計慣行の維持を認めた暫定的な基準として、2004年にIASBはIFRS第4号「保険契約」を導入しました。本日公表された提案は、その検討の結果です。

IASBは、2007年にディスカッション・ペーパー「保険契約に関する予備的見解」を公表した際に、公開協議に着手した。本日リリースされた提案の開発過程で、IASBは、ディスカッション・ペーパーに対して受け取った160を超えるコメントレターと同様に、IASBの保険ワーキンググループとの対話や財務諸表作成者との的を絞ったフィールドテストを含む、広範囲なアウトリーチプログラムを通じて関係者から得たフィードバックを考慮しました。IFRSを発表する前にIASBが利害関係者の視点を考慮することを確保するために、IASBは、コメント募集期間中、第2次のフィールドテストを含む追加的なアウトリーチプログラムを実行する予定です。
デイビッド・トゥイディー議長は、公開草案について以下のように述べています。

「保険会計に関する根本的な見直しは、予定を大きく過ぎており、現在の実務は、最も専門性の高い利用者にしか理解のできない財務情報を生じさせている。この公開草案の公表は、この見直しプロセスにおける重要なマイルストーンとなる。提案された基準は、保険契約の経済的実質をよりよく反映するものであり、目的適合的で信頼性、理解可能性があり、比較可能性のより高い情報が投資家に利用可能となるであろう。」

この保険契約の公開草案は、2010年11月30日がコメントの募集期限です。

詳細はIASBのウェブサイト及びASBJのウェブサイトをご参照ください。
IASBウェブサイト
ASBJのウェブサイト
 

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