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IFRSに関するお知らせ

EFRAGが、IASBに対して基準公表前の重大な欠陥レビューを再要請

[掲載日]
2014年10月02日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

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同意する

  EFRAGは、2014年9月30日、IASBに対して、最終基準化および基準の主要な改訂公表の前の品質管理手続の改善を要請するレターを発行した。EFRAGは、重大な欠陥の一般レビューの実施について再要請することをメンバーから促されていた。

  EFRAGは、他の多くの関係者と同様に、IASBの基準設定プロセスに敬意を表する。IASBスタッフは、最善の成果物の開発に献身的に対応しており、IASBの現行のデュープロセスに従って最大限の努力をしている。EFRAGはIASBの品質管理手続について、公開のコンサルテーションを実施し、メンバーの見解を求めた。IASBには、高品質な基準設定プロセスがあるものの、IASBの公表物の中には解釈や適用が複雑なものが含まれ、これらは結果として高い適用コストと適用の多様性をもたらしている。

  このような状況において、EFRAGはメンバーの多くから、特に現在限定的に実施している重大な欠陥レビューに参加していないメンバーから、簡易なデュープロセスのステップの追加を検討するのではなく、一般レビューの実施について再要請するよう促されていた。

  重大な欠陥の一般レビューを標準の手続に組み込むことで、より高品質な基準作成ができ、かつ公表直後の修正の必要性を少なくともかなりの程度減らすことができる。さらに、変更点をフルデュープロセスを経ることなく、取り込むことができる(再公開草案の公表の必要性がなくなるということが考えられる)。

  EFRAGはIASBに対して、重大な欠陥の一般レビューを、IASBのデュープロセスの正式なステップとして組み込むことを、また、重大な欠陥レビューの結果については、最終基準書をIASBが承認する前に、結果概要報告書に基づきIASBの公開会議で検討することも含めて引き続き要請する。

 

  EFRAGのレター原文および詳細はEFRAGウェブサイトをご参照ください。

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